News Ticker

所謂”がん(ペプチド)ワクチン”と”フュージョン細胞ワクチン”との決定的な違い

最近、マスコミでもよく、”がんワクチン”を取り上げていますね。またタンパク質の一種であるペプチドを使った”がんペプチドワクチン”という言葉も聞くようになってきました。

これらが有名となったのは、当時の東京大学医科学研究所の中村教授の功績があるかもしれません。NHKでも取り上げられていたので宣伝効果は大きかったと思います。「驚き、がんワクチン最前線!」2012年2月6日 http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.html (因みに、この中村教授は、3月31日に東京大学を辞職して、シカゴ大学医学部へ突如行ってしまったそうです。やっぱり日本では研究しにくいのでしょうか。)

ところで、これらのいわゆる”がんワクチン・がんペプチドワクチン”と、われら大野典也先生の”フュージョン細胞ワクチン”には、実は決定的な違いがあります。

それは、ここでは何度も説明してきたことですが、がんワクチン・がんペプチドワクチンでは、がん細胞の情報がMHCクラス2を通してしか障害性T細胞に伝わらないので、個々のがん細胞の所在を特定することが難しいということなのです。これに対して、がん融合細胞ワクチンはMHCクラス1を通じてがん細胞情報を伝えますので、個々のがん細胞の所在を特定することが可能になるのです。これが、所謂効き目の違いに決定的な意味を持つことになっています。このあたりについての説明はこちらにありますので、ご参照ください。

 

 

閲覧数 (3607)