がん免疫治療を選ぶ基準

がん免疫治療を選ぶ人

がん免疫治療を選ぶ人は様々ですが、主には以下のような理由によってこの治療を受けようと決めるようです。

  • がん専門病院や大学病院などで既に標準治療を受けているが、医師からもうこれ以上新たな治療法は無いと予告された人。
  • がん専門病院や大学病院などで、余命宣告を受けた人、あるいは緩和治療を勧められたが、治療をあきらめたくない人。
  • 過去に抗がん剤治療を受けた家族などがいて、自分は抗がん剤治療を受けたくないと決めた人。
  • 知人、友人、家族などを通じ、免疫治療を受けた人の事例などを聞いて興味を持った人。
  • 家族や自分で勉強して、免疫治療の受診に関心が高い人。
  • 以上のいずれかで、マスコミの情報にはあまり左右されず、自分の治療は自分で決めたいという意思を持っている人。
  • 以上のいずれかで、且つ資金的にも自費治療のオプションが現実的に利用可能な人。

がん免疫治療を選ぶ基準

いざがん免疫治療を選ぼうとすると、いろいろな種類があって選ぶのに困りますが、以下の基準に沿って絞り込んでは如何でしょうか。

  1. 治療としてのがん免疫治療を選ぶのであれば、がん細胞を特定して攻撃する”特異性”があるかどうかが、最初の判断基準でしょう。つまり、自然免疫系の細胞(一般的なリンパ球、NK細胞、NKT細胞、γδT細胞等)を使うものではなく、獲得免疫系の細胞(樹状細胞、CD8陽性細胞、CD4陽性細胞、B細胞等)を使うものです。
  2. 樹状細胞にがんの特徴を教育する方法として、がん抗原を何種類覚えさせるかが、次の判断基準でしょう。多ければ多い程、治療の可能性は高まると考えられます。
  3. 更に、患者さん固有のがん抗原(ネオ抗原)を覚えさせるものであるかどうかが、最後の判断基準でしょう。ネオ抗原を狙えるのであれば、治療の可能性は高まると考えられます。

注:最近の欧米の研究では、自然免疫系の細胞に特異性を持たせようという工夫をするものも出てきていますので、これは注目してもいいのではないでしょうか。

 

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